Yahoo!ニュースの記事で、名古屋銀行の現頭取である藤原一朗さんがご紹介されていた本が気になったので久しぶりに本を読みました。
名古屋銀行の藤原頭取「殻を破るきっかけになった」20歳で自ら命を絶った高野悦子さんの「二十歳の原点」
昨晩は、22歳になるお囃子の後輩(米粉シフォンケーキの娘)と食事をする機会があったのですが、いまどきの子は感覚でまっすぐ生きていくことを、生まれてこの方、許されているんだなぁと感じました。接する情報も豊かで、多様性が大事にされており、なんだかんだいって自分のすべてが許されている世代です。
「二十歳の原点」が書かれた1969年は大学紛争真っただ中、立命館大学では部落問題研究会や全共闘運動真っ盛りでした。大学三回生の時20歳で鉄道自殺に至った高野悦子さんの文章は、言葉のエネルギーに溢れていました。内向的で理屈っぽくもあり、割り切れないものへの憧憬は赤裸々な詩として綴られていながらも、この分離意識がずーっと続いたら、いつしか我を忘れて死んでしまいたくなるだろうものでした。
ジブリパークには中村遊郭の門がありました。千と千尋の神隠しです。スタジオジブリでは煙草をぷかぷかしながら、作品を作ります。君たちはどう生きるか。
となりはトトロ。左はこびとで、右はかかしです。
虎渓山では、人面鯉を見つけました。
以上、秋の行楽をお届けいたしました。