自然が教える農業のお手本 :飯島秀行著
自然をお手本にした農業について書かれた本です。
はじめに
私は、埼玉の百姓です。
百姓と言う程私は、偉くありません。
まだまだ八十姓位、行けたか行けないかを、彷徨っている者です。
百姓とは、100%生命を理解している人を指します。
生命を宿す器(肉体)は、水質量で構成されています。
ですから、水のみ百姓とは、生命を構成しているメカニズムを、
しっかり理解している者を意味し、百姓の上の者を指す言葉です。
ドン百姓とは、百姓達を仕切っている、主将を指し、
百姓達で、一番偉い存在を指す言葉なのです。
今や、日本人が日本語の意味ですら、逆さまに捉えて、
その意味を疑わず、日常生活を送っているのでは、ないでしょうか。
言葉の意味を反対に捉えて行動すれば、一生懸命汗を流して働いても、
生まれてくる結果は、役に立たない物にしかなりません。
原点に帰って、言葉の意味を、再認識してみたいと思います。
目 次
- 自然とは何か
- 不自然とは
- エネルギーとは
- 吸引と放出とは
- 微生物
- 何故、植物は病害虫にかかるのか
- 肥料とは
- 堆肥と化学肥料
- 植物は肥料成分を吸って成長しているのか、エネルギーを吸って成長しているのか
- ケミカルとナチュラル
- ケミカルと副作用
- 土と微生物
- 醗酵とは
- 土の仕組みと人体の仕組みは同じ
- 現代農業
- おわりに