去年のちょうど今頃でしょうか。
バイオペーストの仕入先であるオールの関根さんから電話がありました。
「山田さん、突然だけど、パイナップル買わない?」
なんじゃ?関根さんはついにパイナップル販売にまで手を伸ばしたのか!?と、いぶかしく思いましたが、よく話を聞いてみると、台湾からの輸出の約97%を占めていた中国向けの台湾のパイナップルに虫がついているからと、輸入禁止にされてしまい、台湾がパイナップルの売り先に困っているというお話でした。
関根さんが愛国者であることは知っていましたし、台湾は親日家が多く歴史的背景から日本語を話される方も沢山みえるということで、ヤフーショッピングで台湾パイナップルを検索して買いました。美味しいかどうかは、食べたひと次第ですが、私には酸っぱさがなくジューシーで美味しく、排泄もスムーズになりましたので、近所に配ったり、妹たちにプレゼントしたりしましたが、2022年も中国の台湾産パイン禁輸は続いています。
中国の台湾産パイン禁輸続くも他市場への販売成功で今年も5千トン以上の増見込む
調べてみると、2020年まで中国への輸出実績が年間4万トンだったところ、2021年実績は中国以外に2万5千トン売れたとのことでした。そして2022年は中国以外に3万トンの販売が期待できるとのことで安心しました。
さて今年も、東京に住む妹に台湾パイナップルを送ったら、GW後に石垣島から可愛らしいパイナップルが送られてきました。パイナップルキャッチボールです。
関根さんの変な電話からはじまったパイナップル外交ですが、この先も続きそうです。美味しいから!