ユーミンの「ひこうき雲」という唄を、3日前から聴いています。
松浦亜弥・森山直太朗などがカバーしていて、それぞれ心のこもった歌唱をされています。御年68歳になられたユーミンが弱冠16歳で作ったこの曲は、1973年にリリースされています。僕が生まれる2年前のことです。
ひこうき雲~ユーミンの才能を世に知らしめるきっかけとなった“稀代の名曲”の誕生エピソード
曲が生まれた背景については、上記の記事にゆだねるとして、僕はこの歌をきいて48歳で筋ジストロフィーで病死された年上の友人のことではなく、若くして自死された同級生のことを思いだしました。1人は大学時代の同級生の女の子で、もう1人は高校時代の同級生の男の子です。
自死で亡くなるたびにどうしてなんだろう..なぜなんだろう..と深く思い悩みましたが、理由はそれぞれで、当人すらも、よくわからないままなのかと思います。
40歳超えた今になっても、早く死にたいという若い人がいれば、「そうなんだ、それは仕方ないね..」と答えるばかりです。立派な言葉をかけることができないのです。
【参政党】魂を揺さぶる演説【神谷宗幣 吉野敏明 2022/3/5 博多 街頭演説】
この演説によると、日本では遺言のない不審死も含めると年間8万5千人が自死でこの世を去っているそうです。世界第一位が日本で第二位が韓国とのことです。
とはいっても、赤ん坊として生まれたときから、どうしようもなく「死にたい!」と思っている人は、ほとんどいないかとおもいます。そう考えると、「あーもうちょっと、いたかったー!」と少しだけ未練がありながら、自然なかたちで、この世から離れていくのが美しいかなと思うのです。
そんなことを思いながら、ひこうき雲を聴いています。