自然が正常な状態に戻るには、人間が汚れを出さないことが大事です。
そうすると、
自然治癒力がはたらきやすくなります。
合成界面活性剤や石鹸の量を少しずつでも減らすよう心掛けると自然の浄化につながります。
自然界の微生物や生物は人間がつくった化学物質によって簡単に死んでしまいます。
水槽の右にある浄化槽のなかには砂利がたくさんつまっていて、たくさんの微生物がすんでいます。
餌の食べ残しや糞といった有機物を絶えず分解してくれており、自然界における「山」そのものです。
水中ポンプによって送り込まれた水は、浄化槽の底に送り込まれ、底から沢山の砂利にぶつかりながら湧いてくることによって
絶えず活性化しています。
細かく活性化した酸素いっぱいの水のなかでは微生物はいきいきと分解活動が出来るので、水替えの必要がありません。エネルギー吸引循環による自然の浄化は、
生きている水を保ち続けるので、水を替えなくとも、水足し(天水)だけで水槽の健康は保たれるのです。
眼に見えない無限数の微生物のおかげで汚れた水が元気なまま保たれます。合成洗剤や化学物質で一瞬のうちに死滅してしまう微生物たちでもあります。顕微鏡でビデオ撮影したのでごらんください。
飯島さんに、このテネモス水槽を見せたら、
「水も微生物・空気も微生物だよ!」といわれました。
大きな声ではなかったですが。
テネモス水槽は、DIYで簡単につくれるのでみなさんでもつくってみてください。
興味がある方はこちらの記事もご覧ください。
自然の仕組みを応用した水槽 - 店長のゆるゆる日記
現象の原点(2000年録音)
飯島さんがはじめて山善ビルにみえて、みなさんにむけてお話された内容です。